2015年4月8日 開設

このWebサイトは、作品・文献等の資料保存と博士研究の「見える化」及び記述訓練を兼ねて製作されました。​

Lipton 125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION

「理屈抜きに楽しめる作品」を目指しました。誰もが安心して飛び込んでいけるような風景とは、どんなものでしょうか。私はその一つとして、最も日常的な風景から、「部屋」を選びました。

 

絵の中に、一つの理想的な空間としての”部屋”を据(す)え、そこに紅茶や個人のくつろぎの時間にまつわる物語をたっぷりと凝縮(ぎょうしゅく)しました。奥に窓を配置し、手前に部屋を置くことで、個人の時間を過ごす”部屋”と、人々のスペースや時間である”街”の風景を対比的に演出しています。リプトン125周年ということで、作品のあちこちに、125という数字を散りばめています。

 

作品全体に、Liptonのロゴカラー(リプトンイエロー・リプトンレッド)を配色しています。これらの配色は、作品が暖色系で柔らかい雰囲気に包まれることの最も基本的な要件になっています。

(画像提供:OG.Beef)

 

また今回は「人と人をつなぐ」ということもテーマの一つとして定義されており、友人の提供して下さったティーポットやぬいぐるみを置かせていただくことで、部屋は単に「私の部屋」であることなく、「私たちの部屋」となることを目指しました。ティーポット/カップは今回の企画において最も重要なモチーフです。ティーポット/カップの白は、ボードリヤール的なシーツの白、すなわち”無警戒で処女的な色”であることと同じように、物における親しさに意味があります。

椅子に腰かけ、ティーポット/カップにお湯を注ぎ、それが紅茶で満たされた時、いよいよくつろぎの時間が始まります。

 

 

「125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION」
展示期間
2015年11月14日(土)~2015年11月22日(日)

場所
明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前(東京都新宿区霧が丘町1-1)
内容
多摩美術大学、東京藝術大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学の有志学生32名と若手アーティスト3名によるアート作品展示および、リプトンのホットティー無料サンプリング。

(引用・出典:PRTIMES http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000007307.html)

 

成果報告
この記事は、おもに伝統的な展示空間の流儀との比較において、屋外で行われた本イベントをあくまで「展示」概念を中心に端的に振り返ってゆくものです。

2015.12.06 Sunday-Lipton 125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION